桂浜で名月観賞
結局8月はその後もぐずついた天気が続いて、蒸し暑いくせに、か〜っと照らないので夏らしくもない日が続いた。おとといも雷雨が激しく降ったりしたが、ようやく8月十五夜の昨日は雨の心配もない晴天となった。
晴れて、日差しが強く、気温も30度以上にあがっても、風はすっかり秋めいている。
ともかく、昨晩は久しぶりの好天のおかげで、中秋の名月を楽しめた。
観月会の開催されていた桂浜へ。桂浜の遊歩道沿いに和紙の灯籠が並び、砂浜に穂をつけたススキを立てて飾り付け。砂浜に、自由にシートを敷いて、家族やカップルでお弁当を食べたり、一杯やっている人たちも。月曜だったからか、それほど込みあってもおらず、のんびりと月を眺めながら、ノンアルコールビールを一杯。
Sony NEX5 E18-55mm
三脚を使って、写真を撮ってみたが、広角で風景を入れつつ、月の姿を撮るのはむつかしい。にじんでしまうのは、ブレ?レンズ?、フィルターは外してみたが、あまり変わらなかった。
本麻敷きパッド
梅雨も空けて猛暑の高知。
トウモロコシはもう盛りを過ぎ,トマトも始めの出盛りが過ぎ,一段落。
田圃では稲穂も垂れ,稲刈りも近い。
もちろん,夜も寝苦しい。
そこで,先日ふと,買い物に出掛けて買ったのが,本麻敷きパッド。
デパートの寝具売り場には,化繊のひんやり素材,麻などいろいろな夏向けの敷きパッド売っていて,値段も様々。
クールが売りの化繊は,去年買ったユニクロのエアリズムがちっとも涼しくなかったことにも懲りていて,選択肢から外れた。麻の敷きパッドも中綿が化繊のものや綿のものなどいろいろ。セールになっても1万円以上と少々高いけれど,中まで麻,日本製の「近江の麻」と札の付いたものにしてみた。
効果は抜群。おどろくほど。いままで朝起きる頃には背中も布団もじと〜っとしていたのがほとんど無くなって,気持ちよく寝られる。もっと早く買えばよかった。
これは,最近の買い物でも一番のヒットかもしれない。
For Everyman
多分,年齢のためだけれはなく,昔から聴く音楽は,それほど広がらず,一旦気に入るとそればかり聞いている方なので,最近は1年に買うCDは平均したら5枚を越えないくらいだろうか。
時々新しいCDを買うきっかけになるのが,土曜の朝のNHKのPeter BarakanのFMラジオ番組である。確か7時台から放送しているのだが,土曜の朝に起きるのは早くても8時過ぎなので,番組名さえ把握していないが。。
最近,聞いて,早速アマゾンでCDを取り寄せたのが,Looking Into You, A Tribute to Jackson Brown.
もともと大好きなJackson Brownだが,Tribute album があったとは知らなかった。
番組ではFor Everyman が流れ,すぐにアルバムを探した。
もともと好きなJackson Brown で歌詞に高い評価がある事も知っていたし,所々のフレーズは好きだったのだけれど,一つ一つの曲の歌詞をじっくり聞いてはいなかった。それで,For Everyman の歌詞を調べてみると,色々と興味深い歌詞の背景を知ることができた。
For Everymanは,「地球最後の日」という,惑星か何かが地球に衝突しそうな事がわかり,ロケットにのって地球を脱出しようとするというストーリーの映画を受けて,では人類を絶やさないためにどうやって,誰をロケットに乗る人として選ぶのか。そんなテーマについてJackson Brownが歌にしたらしい。(参考にしました:http://nekosabu.blog.fc2.com/tb.php/8-068fa76a)
そして,歌の主人公は,選ばれた人として,ロケットに乗って新たな地へと旅立とうとするのではなく,そこに残って,「普通の人」を待つと。
ちょうど,この曲を繰り返し聞きながら,最近NHKのテレビ番組クローズアップ現代で取り上げられた話題について考えた。「独立する裕福層」として,アメリカで裕福な人たちが,税金を納めても貧困層のために使われてしまう,と,裕福な人たちだけで行政単位「市」を作る動きが相次いでいるという話だ。他の惑星ではなく,すぐ隣の地区に,であるが,どこかFor Everymanにある話に似ていないだろうか。もちろん,社会における「勝者」には勝つだけの理由も努力もある。そして,それが報われた「勝利」を享受する権利はあるだろう。しかし,「弱者」は,負けたものが悪い,怠け者,のようにして切り捨てたとところに,本当に幸せな社会があるのだろうか。
Jackson Brownの歌詞は,まだまだ時代を超えた深いものがたくさんありそうだ。
山菜,出盛り
高知では,山菜が出盛りである。
筍,たらの芽,うど,ワラビ,ゼンマイ,イタドリ,,葉わさび,など。
筍,たらの芽,うどは,盛りを過ぎた頃か。
どれも,東京辺りでは想像もできない,お手頃価格で,食べたければ好きなだけ,というほどである。
初物の筍は,少々高かったが,生の物を買って来て,糠をいれてゆでた。
これが,もちろん風味は最高で,薄味の煮付けにした。
出来上がってみると,薄味の煮汁もたっぷりあるし。。ということで半分を筍ご飯に炊いてみた。油揚げを加えてできあがった筍ご飯は,我ながら上々の出来だった。
その後,スーパーには地物の油で筍がたくさん並んでいる。夜,すこし遅い時間に行くと『半額』シールが張ってあり,放ってはおけず,何度も買って来ては,穂先の方は煮付け,根元は豚肉やキノコと炒め,オイスターソース/豆豉で中華風にして楽しんでいる。