ちょっと贅沢家電

このところ、忙しくすっかりほったらかしのブログですが、何もアップしないのが少し気持ち悪くなり、気まぐれにつぶやいてみる。

以前からずっと欲しいと思いつつ、買っていなかった家電がブレンダーである。
最近、いよいよ買おうと思い、まずはミキサーにするかハンディーブレンダーにするか迷ったが、今回は、手頃に使えること、場所をとらないことを重視してハンディーに決めた。
次は、どのメーカーにするか。いろいろネットで探してみると。出てくる情報の多くはブラウンかパナソニックの比較。どちらも値段は比較的手頃。少し高くてマイナーだけど刃物で信頼の貝印。そして老舗のバーミックス。値段はブラウン=パナソニック<貝印<<バーミックス 老舗はシンプルだけど値段はぐっと高い。
結局決めたのはバーミックス。決めては、基本の刃で氷までガシガシ砕けること。夏のスムージーを想像すると、値段は高くても頑張ってバーミックスと。貝印も氷もOKで、刃の形状などもバーミックスそっくりなのだけど、ここはオリジナルに敬意を表して、おそらく耐久性も高いのではとの期待した。

品物が届いて、保証書を見ると保障期間が5年というのが自信の表れかと少々感動。
とりあえず、使い始めてみたが満足。あとはバーミックスにして改めてよかったと思うとすれば、故障ぜずに使えたとして5年以上先になるのかな。

実はこの何年かで、幾つか家電製品について少し”贅沢な選択”をした。どれを買うときもネットで情報を探してみたけれど、本当に使ってる人からの情報が思ったほどなかった。宣伝記事なのかな、というのもあって結局、最後はまあ、気分が満足すれば損と思わないようにというつもりで購入した。
結論からすれば、およそ満足しているが、どの商品も誰にでもお勧めできわけではないとも思った。

満足度が高いのはルンバ。当時の一番シンプルなモデルを買ったが、ブラシの機能が良いのか、ともかく掃除の後、床でも畳でも素足で歩くと気持ちが良い。うろうろ掃除してくれる動きも愛嬌があって、かわいいので、それもかなりのプラス要素。ただし、隅や狭い場所はどうしても残るし、床を片付けない限り出番はない。ルンバお任せで掃除を済ますには、相当にマメに片付けをできる人でないといけない。我が家では、少々出番が少ない(床が散らかっているから)が、出番が来れば良い仕事をしてくれる。

バルミューダー扇風機。寝るときにかけっぱなしで寝冷えのしない扇風機が欲しくて、小さいモデルを買った。Macを思わせるデザインには大満足、質感は羽根の部分は期待したほど精度が高いようには思わなかったが、音は静か。エアコンと併用して優しい風を送るには最適でこれまた満足しているが、強い風にしようとすれば小さい扇風機なので、当然うるさくなり、使用は微風限定状態。誰でもがこれ1台で足りる、とは行かないかもしれない。それに、様々な触発されてできた商品(やコピー物)に比べると高いかなあ、と。でもオリジナルの満足感というのは確かにある。

さて、少し満足度が下がる、いや、私としてはほぼ満足しているが、人に勧めるかというとぐっと下がるのはダイソンのハンディークリーナー。もう3年以上前に買ったので現行機種はもっと吸引力が上がっていると思うが、ともかく吸引力が弱い。強いのが売りというのだけれど、使った印象はむしろ逆。ブラシの機能がいくらか良いのかな、という程度。あとは重い。男なら良いが日本人の小柄な女性には重すぎる。
では、なぜそれでも満足しているかというと、そのデザイン、メカ感というか道具感。
あの透明なゴミ溜めにホコリやらゴミが溜まっていく様子を見ると、掃除している満足感がある。電動ドリルみたいに握って作動するところもメカっぽくて男はテンションが上がる。
そう、あの掃除機はもしかしたら、夫に掃除を手伝わせたい妻が夫にねだって買ってもらうのが良いのかもしれない。
電気屋で夫にダイソンを握らせて、反応を見て、喜んで掃除機を動かしているようなら、買う価値があり。きっと。
(でも、Makitaで同じ反応をすれば、そちらの方がお得でしょう)

同じ機能があるなら、高いものより安い物の方が良いのではないか。そんなブランドにお金を出して無駄、と思う人もいるかもしれない。
実際、その道具を使って気分が良くならないのならそうだ。安い物にした方が良い。

でも、オリジナルのものは家電製品でも、なんとも気分を上げてくれる雰囲気を持っている気がする。
それも含めてお金を払うつもりなら、決して無駄な買い物ではない。

追記:バーミックスも少々重いです。