仁淀川町のひょうたん桜

先週末,仁淀川町のひょうたん桜(エドヒガン)を見てきた。
高知に来て以来,毎年,見たいと思いながら,3月末は殆ど休みがとれなかったり,出張だったりで行けなかった。例年は全国1位を争うほど早く開花する高知が,今年は東京よりも遅いほどで,4月に入る頃ようやく満開となった。
というわけで,漸く見に行くことが出来た。

午後,国道33号線から,ひょうたん桜公園に向かう道に入ると,町役場の人が案内に立っていた。今日は一方通行規制していること,駐車場にはいるには10分ほど待つことなどを教えてくれた。この先はほぼ車1台分の幅しか無い狭い道,しかもかなりの坂道であるが,一方通行なら安心である。帰りは,国道439号まで降りる道があり,そちらを同様に一方通行にしているとのこと。結局,駐車場に入るまで40分以上かかったが,駐車場での案内もスムーズでイライラすることはなかった。

山の傾斜地に,県の天然記念物に指定されているひょうたん桜の古木を囲むように,多くの桜や菜の花も咲いており,なかなか見応えのある風景だった。

RICHO GXR mount A12, Color Skopar 25mm

ひょうたん桜の古木が,愛されて大切にされてきたことが感じられる佇まいで,なんとも暖かい気持ちになった。
一升瓶をもってウロウロしている人もいたが,天気が今ひとつだったせいか,時間が遅かったのか,花見酒で騒いでいる人たちはいなかった。