土佐のB級グルメ大会

書きなぐると,すこし気が晴れて,身近な話題を。

昨日は,岡豊山にある県立民族資料館で「土佐の食1グランプリ」なるものが開かれていて,覗いて来た。

他のイベントのマネ,という悪口もあるようだけれど,学芸会のノリでも,みんな楽しそうしていたから良しとしたらよいでしょう。

食べてみたのは,マヒマヒのチャンチャン焼き;シイラの身をキャベツとトマトを加えて鉄板で焼き,ほぐして混ぜ,カレー風味を付けた具にしてピタパンに挟んだサンド。
なかなか美味しかったので,友人とともに2票投じて来た。残念ながら3位以内の入賞はならず,後日10位くらいまでの順位結果は発表されるようなので,チェックしてみよう。

バージョンアップを考えるとすると,まずネーミングだろうか。サケのチャンチャン焼からとった名と思うが,その名にこだわる事も無いし,もっとオリジナルとして売れる名前が付けられそう.
トマト,キャベツとを加えただけのシンプルさは良いが,もう少しコクのある味にする手もありそう。同じ高知の名産のトマトからドライトマトを作って入れても良さそう。でもB級グルメだから,あまりしゃれた味になってもダメなのかな。

優勝は,鹿肉のソーセージを使った,シカドックだった。
シカが増えて,木の皮や新芽をかじってしまう食害に困っているが,肉が売れれば猟友会による増えすぎたシカの駆除にもつながるということで,シカ肉メニューが考えられている。

他の多くの出店も,農林水産業の重要な高知らしく,産物の付加価値を高める為のメニュー開発が目的で作られたもの。

シイラも,釣りで丁寧に獲られる魚なのであるが,気の毒なほど安い魚である。
スーパーで家族4,5人が食べられそうな大きさの刺身用の冊が300〜400円程度である。
癖の無い白身で美味しいのだが,脂のりは今ひとつで,地味なのである。
なんとか,付加価値のついた産物にしようと,竹輪をつくったり,漁師や地元の人たちはいろいろと頑張っている。

写真を撮り損なった。