サワラの刺身とタタキ

週末になると,香南市の吉川漁港ちかくの天然色市場という産直売店が開かれる。
種類は少ないが,新鮮な魚が格安で手に入るのでときどき出掛ける。
ほとんどは近くの漁師さんが持ち込むので,鮮度は間違いなく,並ぶものどんどん入れ替わるので,見に行くだけでも季節感を味わえる。

この週末はサワラが並んだ。サゴシと呼ばれる1キロ程度の極小さいものだが,そのおかげで気軽に1匹買いもできる。なお,大きなエイやサメを除いてほとんど切り身売りはしていない。

まずは刺身,それだけでは食べ飽きるので,タタキにもしてみた。
どちらも,サゴシなので少し淡泊だけれど,サワラ特有の全体に脂ののった甘みのある味が楽しめた。サワラは漢字では鰆 春を告げる魚。ふさわしい味わいだった。

ツマのほとんどない,色気の無い盛りつけだが味はバッチリ。
残りは,干物と塩麹漬けに。

そういえば,まさに春の気配は日一日とはっきりして来た。
目が腫れぼったく痒い。あたまもぼ〜っとする。鼻だけはしばらく前から薬を飲んでいて苦しくないのだが。