漁船パレード:TC-1


MINOLTA TC1Film: Kodak TRI-X400
モノクロフィルムから,昨年の春の赤岡ドロメ祭の漁船パレード。

このカメラ ミノルタTC−1も光漏れがありしばらく前に修理に出した。
広角でシャープで細密,周辺がわずかに暗くなることのある独特の写りは他のものには変えられない。

ミノルタのカメラ部門はミノルタコニカと合併した後,最後はソニーに売られてしまった。ソニーの一眼カメラαの名前はミノルタのαマウント規格とカメラの名のαを継いだものだけれど,ソニーのデジカメから一眼レフを持った人はきっと知らなかったりするのだろうな。

という話がしたいのではなく,このミノルタ時代のカメラのアフターサービスはまだしっかりと受けられるという話である。ケンコー・トキナー(こちらも時代の流れで合併した会社)にアフターサービス部門が受け継がれて”メーカー修理”を受ける事ができる。長く時間がたっても修理できることともうひとつ,まだまだ修理する価値があるという事もフィルムカメラとデジカメとは大きな違いである。

内部の遮光幕にあいた穴の修理で,電池蓋のストッパーの不具合はとくに連絡しなかったが,無償で修理されて帰って来た。愛着がさらに深まった。