いい加減なブログ記事

あっという間に夏も終わりを迎える気配。

今年は7月末から海外からの客人が会ったりして、高知を満喫してもらおうと,いくつか案内をしながら,いくつか高知らしい場所に出かける機会があった。

高知,やっぱりいいところがあるよなあ,と思う一方で,人を迎えるには,あともう少し頑張ってほしいなあ。というところも感じた。

いい物は,また紹介するとして,どうしても,また一言書かずにいられない。
人のブログなど,放っておけば良いのだが,どうしても目に余る。

高知在住のプロブロガー氏ののブログ,一昔前の,”ほめ殺し”で高知をダメにしたいのだろうか。
本人が書いておられるほど,影響力があるとも思えないが,ともかく読者が多いと言われているし,先日は地元で行われた行事の記事にも出ていたので,少し意見を書いておきたい。

一言で言うと,書いている記事に対する知識が甘すぎて,その情報は実情を正確に伝えているとは言えないし,多くの人には誤解を招きかねない。

彼の取り上げた場所:多くとは言わないが,いくつもの場所に,自分も行ったことがあり,場所によっては通っているようなところであり。それぞれ良いところがある。しかし,ただただ手放しで絶賛するような場所は少ない。もちろん,良いところを書いて,もっと人が来てくれるのも良いが,記事を鵜呑みにすれば,がっかりしてしまうことも多いだろう。

また,最近の防災についての記事は,実情を伝えていない。高知は南海地震に対して防災意識が高い,と言い,「南海トラフ地震があるのは,強みです」と移住さえ勧めているが,高知の防災意識が高いとは言えない。東日本大震災以後,行政主体に防災対策は勧められているが,十分という訳ではないし、いろいろな都合が有るので,表に見える通りに対策が進んでいるとも言えない。津波警報が出ても避難した人が少なかったなど,防災意識も,いかに向上させるか,また対策を具体的,実効性のあるものにするか,防災対策に関わる人たちは苦労しながら取り組んでいるのである。
それを,まったく知らず防災意識が高い,などと書くのは高知の人を馬鹿にしているのではないかとさえ感じる。(知らないふりをしているなら,もっとたちが悪いが)

地元回転寿司の記事についてもひとつ。江戸前寿司はもともと内湾の魚で発達しているので,外海に面した高知の魚だと,なかなか繊細な寿司には仕上げにくい,というのは高知でびっくりするような寿司屋に会わない理由の一つかな,と言うのが私的見解だが,それはさておき,地元ネタたっぷり,でおすすめと,いいながら,エンガワ好きなんです,と。そのエンガワはもっと北の海でとれる大きなカレイの冷凍エンガワで,地魚でも何でもなく,”エンガワ”本来のヒラメのエンガワとはほど遠い。
このくらいの記事なら罪は軽いかな,と思うが,は”プロ”を名乗るなら情報にはもっと責任を持てる内容にするべきと思う。

こまったことに,もしこのページで初めてそのブログに興味を持って,覗きに行くと,彼はブログが見られたことで,お金がもらえるの出そうな。
そう考えると,批判したくなるような記事を書く彼は,私なんかより何枚も上手なのか。。。